まな板でよく使われている素材といえば「プラスチック製」ですよね。私も長年、安くてお手入れがラクなプラスチック製のまな板を使っていました。
しかし、プラスチック製は食材を切ったときに傷ついたまな板から出るマイクロプラスチックの問題が。今まで使っていたまな板が汚れてきたのを機に買い替えました。
まず最初に購入を検討したのが「木製」。適度な柔らかさがあり、包丁の歯あたりがいいのが魅力でしたが、お手入れに自信がなかったので却下。
その後、まな板の素材についていろいろ探していて見つけたのが「竹製」です。
歯あたりが悪い・カビが生えやすいというデメリットはありますが、何よりお手入れがラクという点が魅力で竹製のまな板を購入しました。
今回購入したのは良木工房YOSHIKIの「天然竹製まな板」。
購入の決め手は、原材料・製造・加工のすべての段階で、有害な化学薬品や添加物を一切使用していない点。
また、竹製のまな板は傷や汚れ防止のためにコーティングがされていますが、このコーティング剤にも薬品や塗料を使用せず食用大豆油を使用しているそう。
まな板は直接口に入れるものを切るため、有害な薬品や塗料を使っていない点は嬉しいですよね。
水分が多いものを切った際に汁がこぼれないよう溝も付いています。
裏側には持ち手付き。使いやすさにもこだわっています。
サイズは(約)幅33cm×縦25.2cm×厚み1.8cmで、大きすぎず小さ過ぎずちょうどいい大きさ。食材を切ったときのトントンという音が心地よいです。
竹製まな板のメンテナンス
竹製まな板のコーティングは使用していくうちにだんだん薄くなってきます。まな板をより長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要です。
用意するものはみつろうクリーム。
私はみつばち本舗の「木工食器・竹食器用みつろうクリーム」を使用しています。木工用ではなく食器用がおすすめです。
みつろうに食品用アマニ油をブレンドしています。
使い方は乾いた布にみつろうクリームを適量とり塗っていくだけ。やわらかいクリームなのでスッとのびて塗りやすいです。
画像では少しわかりにくいですが、左が塗ったところ、右が塗っていないところです。
ちなみに、オリーブ油やサラダ油でもコーティングはできますが、落ちが早くなります。
定期的なメンテナンスが必要ですが、メリットが多くとても使いやすい竹製まな板。あなたもぜひ使ってみませんか?