布ナプキンを気持ちよく使い続けるためには、エチケットと常識を守り、安全にも配慮することを心がけることが大事です。
布ナプキンを使う際に注意しておきたいマナーをまとめました。
貸し借りをせず、自分専用として使う
布ナプキンは血液が付着します。血液は血液感染の恐れがあることから、本来とても慎重に扱うべきものです。
救急救命の訓練時などにも「出血からの感染を防ぐためにビニール袋などを利用する」と指示がありますし、医療機関では当然厳重に管理されています。
万が一の感染症リスクを減らすためにも、ほかの人と布ナプキンの共用はしないようにしましょう。
血液媒介性感染症に感染している場合
肝炎やHIVなど血液媒介性感染症に感染していることが分かっている場合は、医師の指導のもと布ナプキンを使うことが鉄則。
もし使用中止を求められたら医師の指示に従いましょう。その場合は、オーガニックコットンを使用した使い捨てナプキンの使用がおすすめです。
つけ置き中や洗濯時も注意する
布ナプキンを洗う際は、バケツやたらいの中で行い、周りに水が飛び散らないように注意しましょう。汚れた水は排水口やトイレにそっと流します。
自宅にいる日は1回ずつこまめに手洗いしてしまうのも手。洗った布ナプキンは殺菌を兼ねて日光にあて、完全に乾かしましょう。
1番心配なのは小さいお子さんがうっかり触れてしまったり、こぼしてしまうこと。
それを防ぐためにもふた付きの容器を使って、手に触れたり、つまずいたりする心配のない場所に置きましょう。
外出時に使用した布ナプキンは、チャック付きのビニール袋などに入れて持ち帰ります。公衆トイレの洗面台で洗うのは絶対にNGです。
布ナプキンを使う際はマナーや注意点を守り正しく使ってくださいね。