ホームセンターなどでよく販売されている培養土はすぐに種を植えられてとても便利。
しかし、化学肥料などがブレンドされているため、農薬や化学肥料を使わないオーガニックなベランダ菜園をするなら自分で培養土をつくるのがおすすめです。
土づくりをする際に参考になったのが下記のサイト。自家製培養土の作り方がとても詳しく紹介されています。
まずは土と堆肥を用意
市販されている土にはさまざまな種類がありますが、ベランダ菜園には赤玉土と黒土がおすすめです。
赤玉土は、関東平野に広がる火山灰が降り積もってできた関東ローム層と呼ばれる地層からとれる土。
大粒・中粒・小粒がありますが、ベランダ菜園には小粒タイプが最適です。
少量サイズもあります。
黒土は、関東ローム層の表層部分から採取される火山灰土。
保水性や保肥性(肥料成分を保持する能力)に優れていますが、水はけが悪いので水はけのいい赤玉土に混ぜて使います。
3Lや5Lサイズもあります。
堆肥は、稲わらや落ち葉、生ゴミなどの有機物を微生物の働きで分解させた肥料(土壌改良剤)。
私はLFCコンポストで作った自家製堆肥を使用。堆肥を混ぜることでふかふかの土になり、水はけと水もちもよくなります。
市販の堆肥を購入するなら剪定枝を主原料にした「わたしの野菜の堆肥」や、竹が原料の「さつま竹源作」などを使うとよいかなと思います。
土と堆肥を混ぜる
大きめの段ボールに赤玉土と黒土を入れます。
ちなみに、私は赤玉土14Lと黒土4Lを用意しましたが、黒土の割合が少し足りませんでした。赤玉土14L:黒土6Lくらいがちょうどいい割合かなと思います。
また、混ぜる際は少量ずつに。私は全部入れてしまって下の方が混ざりにくくなってしまいました。
赤玉土と黒土が混ざったら堆肥を混ぜます。土2~3:堆肥1がちょうどいい割合です。
プランターに土を入れる
プランターにさらしを敷きます。さらしを敷くことで水やりの際に泥水が穴から流れるのを防止。最後はさらしも土に還り一石二鳥です。
土の量はプランターの縁から5cmほど下がったところまで。この部分を「ウォータースペース」といい水やりの際に水があふれるのを防げます。
赤玉土14Lと黒土4L+堆肥でプランター11コ分の培養土ができました。1つのプランターで約2L分の土が入ります。
ちなみに、フラワースタンドは楽天で購入したもの。幅約80cm・奥行き約60cm・高さ約60.5cmで、重量は約5kg。スチール製でしっかりしています。