ふだん草は、暑さや寒さに強く「一年中(不断)収穫できる」ことが名前の由来とされる野菜。西洋名でスイスチャードとも言います。
基本情報
科名 | ヒユ科 |
原産地 | 地中海沿岸 |
種まき時期 | 3月~11月中旬 |
収穫時期 | 5月~12月 |
種まき~収穫まで | 約40〜60日 |
発芽適温 | 20~25℃ |
発芽日数 | 4~7日 |
日当たり | 日なた〜半日陰 |
土壌 | pH6.0~7.0 |
根の形態 | 主根浅根型 |
特徴
- 見た目:ふだん草→葉が緑で茎が白、スイスチャード→葉が緑で茎が赤・黄色などカラフル
- 味・食感:葉はやわらかく、クセは少なめ。茎はシャキシャキで加熱すると甘みが増す
- 栄養:ビタミンA・C、鉄分、カルシウムが豊富で、抗酸化作用もある
- 育てやすさ:暑さ・寒さ・病害虫に強い&生長も早いので育てやすい
育て方(栽培)のポイント
- 殻の中に数粒の種が入っている
- 深さ1cmほどのまき筋で1個ずつ2~3cm間隔で種をまく
- 大きくなるとえぐみやアクが強くなるため、15~20cmの小さいうちに収穫する
- 外側の葉から収穫(かきとり収穫)すると長期間楽しめる
- 株の中心にある新しい葉(成長点)を2〜3枚残す
ふだん草の栄養素・成分
ふだん草(生)可食部100gあたり
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 |
17kcal | 2g | 3.7g |
食物繊維量 | ナトリウム | カリウム |
3.3g | 71mg | 1200mg |
カルシウム | マグネシウム | リン |
75mg | 74mg | 33mg |
鉄 | 亜鉛 | 銅 |
3.6mg | 0.3mg | 0.06mg |
マンガン | βカロテン | ビタミンA |
3.60mg | 3700μg | 310μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE |
0.07mg | 0.23mg | 1.7mg |
ビタミンB6 | ビタミンC | ビタミンK |
0.25mg | 19mg | 180mg |
ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 |
0.4mg | 120mg | 0.53mg |
オレイン酸 | リノール酸 | リノレン酸 |
– | 32mg | 4mg |
注目成分
ベタレイン:スイスチャードの赤や黄色の色素成分。抗酸化作用がある。
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