にんじんは鮮やかなオレンジ色と独特の甘みで、和食・洋食・中華どんな料理にも溶け込む万能野菜です。
基本情報
科名 | セリ科 |
原産地 | アフガニスタン |
種まき時期 | 3月~5月、7月~8月 |
収穫時期 | 7月~8月、11月~12月 |
種まき~収穫まで | 約3か月半~4か月 |
発芽適温 | 15~25℃ |
発芽日数 | 7日~10日 |
日当たり | 日なた |
土壌 | pH5.5~6.5 |
根の形態 | 主根深根型 |
種類
西洋にんじん

日本で一般的に流通しているオレンジ色のにんじん。五寸にんじん(長さが約15cm)や、五寸ニンジンを小型にしたミニキャロットがあります。
東洋にんじん

戦前まで日本では主流だった細長く色もカラフルなにんじん。金時にんじんや、紫にんじん、黄にんじんなどがあります。
育て方のポイント
- 1cm間隔で種をまき、種が隠れる程度に土をかける
- 常に葉がふれあう程度の間隔で間引きする
- 葉と葉が離れすぎていると競争意識が薄れて生長が遅くなる
- にんじんの根元が出ていたら土寄せする
- 根元を少し掘って根が太ってきたものから収穫する
にんじんの栄養素・成分
にんじん(生)可食部100gあたり
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 |
35kcal | 0.7g | 9.3g |
食物繊維量 | ナトリウム | カリウム |
2.8g | 28mg | 300mg |
カルシウム | マグネシウム | リン |
28mg | 10mg | 26mg |
鉄 | 亜鉛 | 銅 |
0.2mg | 0.2mg | 0.05mg |
マンガン | βカロテン | ビタミンA |
0.12mg | 8600μg | 720μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE |
0.07mg | 0.06mg | 0.4mg |
ビタミンB6 | ビタミンC | ビタミンK |
0.1mg | 6mg | 17mg |
ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 |
1mg | 21mg | 0.37mg |
オレイン酸 | リノール酸 | リノレン酸 |
– | 51mg | 6mg |
注目成分
- ルテイン:黄にんじんに含まれる黄色の色素成分。目の健康維持に役立つとされる
- リコピン:赤いにんじんに含まれる赤い色素成分。抗酸化作用がある
- アントシアニン:紫にんじんに含まれる紫色の色素成分。目の疲労回復効果などに役立つとされる
アオイ科
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ウリ科
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