布ナプキンの形には大きく分けてハンカチタイプと一体型タイプがありますが、使いやすいのは断然ハンカチタイプ。
ハンカチタイプの布ナプキンが使いやすい理由をまとめました。
理由1.折りたたんで繰り返し使える
ハンカチタイプの最大の特徴は「折りたたんで繰り返し使える」こと。
「まだそんなに血が付いていないけれど、布ナプキン変えたいな~」なんていうときに、折りたたんでしまえば経血汚れも気にならず、気持ちよく使えます。
また、仕事中などで頻繁にカバンの中の布ナプキンを取りに行けないような状態でも、「ちょっとトイレ」で折りたたんで使用することができます。
理由2.量に合わせて調整できる
なんとなく一体型タイプの方が形も使い捨てナプキンに近いし簡単そうに見えますが、ちょっと経血が多いなぁというときなどに、持っている枚数が少ないと上手く調整ができません。
その点、ハンカチタイプだと後ろが広がるように折ってみたり丸めてみたり…生理の状態に合わせてアレンジしやすいので、初心者のうちでも使い勝手が良いんです。
理由3.洗濯がラク!
洗濯のときにもハンカチタイプならではのメリットがあります。それは一体型よりも薄いので洗いやすいこと。
ハンカチタイプはほとんどが2枚、または3枚構造。一方、一体型は吸収力を高めるために吸収体が入っており5枚や6枚構造は当たり前。
なので、ハンカチタイプは薄い分汚れが落ちやすく、さらに広げて干せるので一体型に比べると比較的乾きやすいです(特に雨の日など!)。
経血が中に残っていたり、生乾きの状態だと雑菌の繁殖の原因に。しっかり洗えることや、乾かせることはとても大事です。
ちなみに、薄いとモレの心配があるかもしれませんが、ハンカチタイプは折りたたんで使用するので、5枚や6枚構造となり、一体型と厚さはそれほど変わりません。
理由4.外にも干しやすい
一体型は形が使い捨てナプキンに近く、恥ずかしさもあって室内干しをしてしまいがち。
しかし、ハンカチタイプはハンカチのような形をしているので、外にほかの洗濯物と一緒に干していても布ナプキンだとばれにくいです。
布ナプキンは太陽に当てて殺菌したほうがよいので、外に干せるのは嬉しいメリットといえます。
理由5.煮洗いできる
一体型は防水布が中に入っていたり、プラスチック製のボタンが使用されていることが多いです。実はこれらは熱に弱く煮洗いができません。
一方、ハンカチタイプは防水布も入っておらず(一部入っているものもあり)、プラスチック製のボタンも使われていないので煮洗いが可能。
長い間使っていると、ニオイやシミなどが気になってきてしまうもの。煮洗いができるのも大事なポイントです。
とてもメリットの多いハンカチタイプの布ナプキン。「まずは使いやすそうな一体型から…」と、試してみる前に、ぜひハンカチタイプにも挑戦してみてくださいね!