ゴーヤーは、夏の強い日差しを遮る「緑のカーテン」としても利用されるつる性植物。ゴーヤや、にがうり、ツルレイシとも呼ばれます。
基本情報
科名 | ウリ科 |
原産地 | インド(熱帯アジア) |
種まき時期 | 4月下旬~5月 |
収穫時期 | 7月~9月 |
種まき~収穫まで | 約2か月半 |
発芽適温 | 25~30℃ |
発芽日数 | 7~10日 |
日当たり | 日なた |
土壌 | pH6.0~7.5 |
根の形態 | 主根浅根型 |
特徴
- 見た目:表面にイボイボがあり、熟すとオレンジ色になる
- 味:独特の強い苦味があり、苦味成分に健康効果があるとされる
- 育てやすさ:病害虫や暑さに強く育てやすい
育て方のポイント
- 高温に強く、夏の強い日差しを好む
- 種が堅いので一晩水につけておくと発芽しやすい
- 1つの穴に2~3粒まき、1cmほどの土をかける
- 本葉が5枚以上になったら摘心する
- 摘心すると脇芽(子づる)が伸びてたくさん収穫ができる
- つるが伸びてきたら支柱やネットで誘引する
- 開花から収穫までの期間は2週間~1か月
- 実つきが悪いときは人工授精する
ゴーヤーの栄養素・成分
ゴーヤー(生)可食部100gあたり
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 |
15kcal | 1g | 3.9g |
食物繊維量 | ナトリウム | カリウム |
2.6g | 1mg | 260mg |
カルシウム | マグネシウム | リン |
14mg | 14mg | 31mg |
鉄 | 亜鉛 | 銅 |
0.4mg | 0.2mg | 0.05mg |
マンガン | βカロテン | ビタミンA |
0.1mg | 210μg | 17μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE |
0.05mg | 0.07mg | 1mg |
ビタミンB6 | ビタミンC | ビタミンK |
0.06mg | 76mg | 41mg |
ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 |
0.5mg | 72mg | 0.37mg |
オレイン酸 | リノール酸 | リノレン酸 |
– | 43mg | – |
注目成分
- モモルデシン:苦み成分で食欲増進や胃腸の働きを助ける
- チャランチン:別名「植物インスリン」とも呼ばれる成分で、血糖値を安定させる効果が期待される
- 共役リノレン酸:種やワタに含まれる不飽和脂肪酸。体脂肪の燃焼を促進する効果が期待される
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