えごまは、香りがよく栄養価がとても高い植物。「じゅうねん(十年)」という別名があり、「食べると十年長生きする」と言われています。
基本情報
科名 | シソ科 |
原産地 | 東南アジア |
種まき時期 | 5月~6月 |
収穫時期 | 葉7月~9月、実9月~10月 |
種まき~収穫まで | 約2か月半 |
発芽適温 | 20~25℃前後 |
発芽日数 | 5日~8日 |
日当たり | 日なた~半日陰 |
土壌 | pH6.0~7.5 |
根の形態 | 主根浅根型 |
特徴
- 見た目:青じそに似ているが、青じそよりも丸みを帯びて葉が大きい
- 香り・味:青じそよりやわらかく、ゴマのような風味がある
- 育てやすさ:病害虫に強く、栄養の少ない土壌でも栽培できるため育てやすい
育て方のポイント
- 水はけのいい場所を好み乾燥に弱い
- 1つの穴に2~3粒まき、種が隠れる程度に土をかける
- 草丈が30cmほど(6節くらい)に生長したら先端を摘心する
- 側枝が伸び側枝に葉が4枚ついたら摘心する
- 葉が10枚ほどになったら下葉から収穫できる
- 他のシソ科植物と交雑しやすいため種取りする場合は200m以上離す
えごまの栄養素・成分
えごま(生)可食部100gあたり
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 |
523kcal | 17.7g | 29.4g |
食物繊維量 | ナトリウム | カリウム |
20.8g | 2mg | 590mg |
カルシウム | マグネシウム | リン |
390mg | 230mg | 550mg |
鉄 | 亜鉛 | 銅 |
16mg | 3.8mg | 1.93mg |
マンガン | βカロテン | ビタミンA |
3.09mg | 24μg | 2μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE |
0.54mg | 0.29mg | 26.1mg |
ビタミンB6 | ビタミンC | ビタミンK |
0.55mg | ‐ | 1mg |
ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 |
7.6mg | 59mg | 1.65mg |
オレイン酸 | リノール酸 | リノレン酸 |
– | 5100mg | 24000mg |
注目成分
- α-リノレン酸:種子に多く含まれる必須脂肪酸。血流改善や認知機能の維持、抗炎症作用などがある
- ルテオリン:葉に多く含まれるポリフェノールの一種。アレルギー症状の緩和効果が期待される
- ロスマリン酸:ポリフェノールの一種。抗酸化作用や抗炎症作用が期待される
- ペリルアルデヒド:えごまの香り成分。防腐・殺菌作用、鎮静作用などがある
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