モロヘイヤは、アラビア語で「王様だけのもの(ムルキーヤ)」が語源と言われ、古代エジプトの王族が薬草として食べていたという伝承がある栄養豊富な野菜です。
基本情報
科名 | シナノキ科 |
原産地 | エジプト |
種まき時期 | 4月下旬~5月 |
収穫時期 | 7月~9月 |
種まき~収穫まで | 2~3か月 |
発芽適温 | 25~30℃ |
発芽日数 | 5~7日 |
日当たり | 日なた |
土壌 | pH6.0~6.5 |
根の形態 | 主根深根型 |
特徴
- 見た目:ギザギザした楕円形の葉。細長い茎の先にやわらかい葉をつける
- 味・食感:葉を刻むと独特のぬめりが出るのが特徴。クセがなく、他の食材とも合わせやすい
- 育てやすさ:丈夫で暑さに強く育てやすい
育て方のポイント
- 日当たりと高温を好み、暑さと乾燥に強い
- 十分暖かくなってから種をまく
- 種が重ならないようにまき、1cmほどの土をかける
- 本葉5~6枚で株間40cmほどに間引き、草丈30cmほどで摘心する
- 側枝が伸びてきたら側枝に2~3枚葉を残し収穫する
- 莢(さや)や種子には毒があるため花が咲き始めたら収穫を終える
モロヘイヤの栄養素・成分
モロヘイヤ(生)可食部100gあたり
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 |
36kcal | 4.8g | 6.3g |
食物繊維量 | ナトリウム | カリウム |
5.9g | 1mg | 530mg |
カルシウム | マグネシウム | リン |
260mg | 46mg | 110mg |
鉄 | 亜鉛 | 銅 |
1mg | 0.6mg | 0.33mg |
マンガン | βカロテン | ビタミンA |
1.32mg | 10000μg | 840μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE |
0.18mg | 0.42mg | 7mg |
ビタミンB6 | ビタミンC | ビタミンK |
0.35mg | 65mg | 640mg |
ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 |
1.1mg | 250mg | 1.83mg |
オレイン酸 | リノール酸 | リノレン酸 |
– | 230mg | 4mg |
注目成分
ムチン:ねばねば成分で水溶性食物繊維の一種。胃の粘膜保護や便通改善に役立つ
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