しそは、古くから薬味や香味野菜として料理に利用されている和風ハーブです。
基本情報
科名 | シソ科 |
原産地 | 中国~東南アジア |
種まき時期 | 4月~6月 |
収穫時期 | 6月~10月 |
種まき~収穫まで | 約3か月 |
発芽適温 | 25~30℃ |
発芽日数 | 7日~14日 |
日当たり | 日なた〜半日陰 |
土壌 | pH6.0~6.5 |
種類
青しそ(大葉)

緑色でさわやかな香りがあり、薬味や刺身のつまなど生食に向いています。ちなみに、大葉は青しその商品名です(青じその葉の部分のみを指す)。
赤しそ

紫紅色で渋みと香りが強い。生のままでは日持ちしないため、梅干しやしそジュースなどの加工用に向いています。
育て方のポイント
- 日当たりと風通しが良い場所を好む
- 十分暖かくなってから種をまく
- 種が重ならないようにパラパラとまき、種が隠れる程度に土をかける
- 本葉が出てきたら芽しそ(発芽したばかりのしその芽)として収穫できる
- 葉が10枚以上、草丈が30cmほどになったら先端を手で摘み取り摘心する
- 葉の大きさが5~7cmほどで下の葉から順番に収穫する
- 花が咲いたら穂しそ、実ができたら実しそとしても収穫できる
- 日光に当たりすぎるとかたくなるため夏の間は半日陰で育てる
しその栄養素・成分
しそ(生)可食部100gあたり
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 |
32kcal | 3.9g | 7.5g |
食物繊維量 | ナトリウム | カリウム |
7.3g | 1mg | 500mg |
カルシウム | マグネシウム | リン |
230mg | 70mg | 70mg |
鉄 | 亜鉛 | 銅 |
1.7mg | 1.3mg | 0.20mg |
マンガン | βカロテン | ビタミンA |
2.01mg | 11000μg | 880μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンE |
0.13mg | 0.34mg | 3.9mg |
ビタミンB6 | ビタミンC | ビタミンK |
0.19mg | 26mg | 690mg |
ナイアシン | 葉酸 | パントテン酸 |
2.4mg | 110mg | 1mg |
オレイン酸 | リノール酸 | リノレン酸 |
1mg | 5mg | 10mg |
注目成分
- ペリルアルデヒド:青しそ特有のさわやかな香り成分。防腐、抗菌、リラックス作用がある
- ロスマリン酸:抗酸化、抗炎症、抗アレルギー作用などが期待されるポリフェノールの一種
- アントシアニン(シソニン):赤しそに含まれる赤紫色の色素成分。抗酸化作用がある
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